※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
夏休みが終わって、2学期が始まる。
朝、なかなか起きてこない。「行きたくない」と言う。宿題の直しが山ほど残っている。そして最初のテストで、思ってもみなかった点数を持って帰ってくる——。
「うちの子、大丈夫かな」
そんな不安を抱えてこの記事にたどり着いた方に、まずお伝えしたいことがあります。
2学期に成績が下がるのは、めずらしいことではありません。お子さんが特別できないわけでも、夏休みの過ごし方が失敗だったわけでもありません。2学期には、成績が下がりやすい理由がちゃんとあるんです。
わが家も経験しました。中学生の子が2学期の最初のテストで点数を落として、本人も落ち込み、私も内心かなり焦りました。
この記事では、2学期に成績が下がる本当の原因と、9月のうちにできる立て直し方を、経験も交えてお伝えします。焦らなくて大丈夫。まだ十分に間に合います。
2学期に成績が下がる5つの原因
① 学習内容が一気に難しくなる
これが最大の理由です。2学期は、どの学年でも「一番難しい単元」が集中する時期なんです。
| 学年 | 2学期の難関単元(例) |
|---|---|
| 小4 | わり算の筆算・面積・小数 |
| 小5 | 分数のたし算ひき算・割合・単位量あたりの大きさ |
| 小6 | 比・速さ・場合の数 |
| 中1 | 方程式の文章題・比例と反比例・英語の三単現 |
| 中2 | 連立方程式・一次関数・不定詞(英語) |
| 中3 | 二次関数・相似・関係代名詞(英語) |
特に「割合」「速さ」「一次関数」は、ここでつまずくと後々まで響く単元です。逆に言えば、ここを乗り越えれば大きく伸びるということでもあります。
② 夏休みで生活リズムが崩れている
40日間の休みで、就寝時間も起床時間もずれてしまうのは当然のこと。体が学校モードに戻るまでには、2週間ほどかかると言われます。
その状態で授業を受けても、頭に入りません。「集中力がない」のではなく、まだ体が起きていないだけなんです。
③ 授業の進度が速くなる
2学期は行事が多い一方で、進めなければならない範囲も多い。そのため授業のスピードが上がります。1学期のペースについていけていた子でも、急に置いていかれることがあります。
④ 行事で気持ちが勉強に向かない
体育祭、文化祭、合唱コンクール。子どもたちにとって2学期は「イベントの学期」です。行事に打ち込むこと自体は、とても大切な経験。ただ、その分どうしても勉強の優先順位は下がります。
⑤ 1学期の「わからない」が積み残っている
勉強は積み上げです。1学期にわからなかったところをそのままにしていると、2学期の内容がもっとわからなくなる。「急に成績が落ちた」ように見えて、実は前からのつまずきが表に出ただけというケースは本当に多いです。
夏休みにもっと勉強させておけばよかった…
自分を責めないでくださいね。2学期の難しさは、どのご家庭も同じように直面するものです。
【体験談】わが家が2学期に落ち込んだときの話
中学生の子が、2学期最初のテストで数学の点数を大きく落としたことがありました。1学期は平均以上だったのに、いきなり30点近く下がったんです。
答案を見たとき、正直「何があったの?」と言いそうになりました。でも、本人の顔を見たら言えませんでした。私よりずっとショックを受けていたんです。
その日は何も聞かず、「おつかれさま」とだけ言いました。数日たって落ち着いてから、答案を一緒に見返しました。すると原因ははっきりしていて、一次関数の最初の部分でつまずいていただけ。そこから先が全部崩れていたんです。
やったことは1つ。「一次関数だけ、もう一度やろう」。他の教科には触れませんでした。
2週間ほどで、本人が「わかるようになってきた」と言い出しました。期末テストでは、元の点数に戻っていました。
あのとき全教科をやり直させようとしていたら、たぶん潰れていたと思います。下がったときこそ、範囲を狭めることが大事だと学びました。
全部やらせなきゃ、って思ってました…
1つ乗り越えると「できる」という感覚が戻ってきます。そこからは早いですよ。
まず確認したい|勉強以外の理由が隠れていないか
成績の話をする前に、どうしても先にお伝えしたいことがあります。
夏休み明けは、子どもの心が最も揺れやすい時期です。友だち関係の変化、クラスでの居場所、学校生活へのプレッシャー。「勉強しなくなった」の裏に、そういった不安が隠れていることがあります。
もしお子さんに次のような様子があれば、成績の話は少し脇に置いてください。
- 朝、お腹が痛い・頭が痛いと言う日が続く
- 学校の話をしなくなった
- 夜眠れていない/極端に食欲が落ちた
- 表情が暗い、笑わなくなった
こういうときに必要なのは、勉強の立て直しではなく、安心できる居場所です。お子さんの話をゆっくり聞いてあげてください。必要なら、学校の先生やスクールカウンセラーに相談することもためらわないでください。
▶ あわせて読みたい:思春期の困った行動の正体は?子どもの不安に気づくコツ
成績はあとから取り戻せます。お子さんの心の元気が、いちばん先です。
9月のうちにやりたい立て直し5ステップ
ここからは、勉強面での具体的な手当てです。9月中に動けば、2学期の期末テストで十分に挽回できます。
ステップ1|生活リズムを先に戻す
勉強より先にこちらです。就寝時間を30分ずつ早めるところから始めてください。「早く寝なさい」より「一緒にスマホを置く時間を決めよう」のほうが動いてくれます。
▶ あわせて読みたい:中学生のスマホルール|勉強に集中できる家庭のルール作り
ステップ2|つまずいた単元を1つだけ特定する
全部やり直そうとすると、親も子も潰れます。テストの答案を見て、「一番失点が多かった単元」を1つだけ選んでください。
わが家がやったのは、これでした。数学の点数が落ちたとき、「全部やり直す」ではなく「一次関数だけ」に絞った。1つ乗り越えると、子どもに「できた」という感覚が戻ります。そこからは早いです。
ステップ3|1日15分だけ、時間を固定する
意欲に頼ると続きません。「夕飯の前の15分」など時計で決めてしまうのがコツです。量ではなく「毎日その時間に机に向かう」ことを目標にしてください。
ステップ4|わからない所を放置しない仕組みを作る
2学期の内容は、わからないまま進むと雪だるま式に苦しくなります。学校の先生に聞く、映像授業で戻って学び直す、塾で質問する——方法は何でもいいので、「聞ける相手」を用意しておくことが大切です。
ステップ5|期末テストの日から逆算する
2学期の期末は11月下旬〜12月上旬が多いです。3週間前から準備を始める前提で、カレンダーに印をつけておきましょう。
▶ あわせて読みたい:期末テスト対策|3週間前からの勉強法と副教科で差をつけるコツ
つまずきを埋めるのに使えるもの
「学校の授業でわからなかった単元を、家で戻って学び直したい」——2学期の立て直しでいちばん需要があるのがここです。
映像授業で「戻って」学び直す
2学期のつまずきの多くは、前の学年や1学期の内容が原因です。学年をさかのぼって視聴できる映像授業なら、「どこでつまずいたか」まで戻ってやり直せます。月額2,178円(税込・ベーシックコース)で全教科見られるので、塾に通わせる前の一手としても現実的です。
月額2,178円(ベーシックコース)・解約はいつでもOK
▶ あわせて読みたい:スタディサプリ中学講座の口コミ|月2,178円の実力は?
毎日の学習ペースを作り直す
「何をやればいいかわからない」状態なら、その日の分量が決まっている通信教育のほうが動きやすいこともあります。教科書に沿った内容なら、学校の授業の理解にも直結します。
資料請求は無料です/入会の申し込みも同じページからできます
▶ あわせて読みたい:通信教育が続かない子どもの特徴と親ができる3つの工夫
親がやってはいけない3つのこと
① 他の子と比べる
「◯◯くんは点数上がったんだって」——この一言は、子どものやる気を最も確実に奪います。比べるなら、他人ではなく過去のお子さん自身と。
② 「なんでこんな点数なの」と結果だけを責める
本人が一番ショックを受けています。まず「がんばったね」を先に言ってあげてください。原因の話はそのあとで十分間に合います。
③ 一気に詰め込ませる
焦って塾と通信教育を両方申し込んだり、毎日2時間の勉強を課したり。急な負荷は反発を生み、かえって勉強嫌いにします。1日15分から。それで十分です。
つい「なんで?」って言っちゃいました…
大丈夫です。気づいた今からで間に合います。次のテストの前に「一緒にやろう」と伝えてみてください。
よくある質問
Q. 2学期に下がった成績は取り戻せますか?
取り戻せます。2学期は期末テストまでの期間が長く、9月に動き出せば挽回の時間は十分あります。むしろ2学期の成績は内申点に大きく関わるので、ここで立て直せると受験にプラスに働きます。
Q. 塾に入れたほうがいいでしょうか?
「家では絶対にやらない」タイプなら塾の強制力が効きます。一方で「わからない単元を戻って学び直したい」だけなら、映像授業のほうが安く早く解決することもあります。お子さんが動けない理由がどこにあるかで選んでください。
塾を検討するなら、まずは通える範囲にどんな塾があるかを知るところから始めるとスムーズです。塾の検索サイトを使えば、地域・学年・目的(受験対策/苦手克服など)で絞り込んで、料金や口コミをまとめて比較できます。足を運ぶ前に候補を絞れるので、忙しいご家庭ほど時間の節約になります。
▶ 日本最大級の塾・学習塾検索サイト「塾選(ジュクセン)」で近くの塾を探す
Q. 行事で忙しくて勉強時間が取れません
無理に増やさなくて大丈夫です。行事の期間は「15分だけ」に絞り、終わってから戻せばいいと考えてください。行事に全力になれることも、大切な力です。
Q. 本人にやる気がありません
やる気を出させてから始めるのではなく、先に「時間」と「やる分量」を決めてしまうほうがうまくいきます。やっているうちに気持ちがついてくることのほうが多いです。
まとめ|9月に気づけたなら、間に合います
2学期に成績が下がるのは、内容が難しくなり、生活リズムが崩れ、行事で気持ちが分散するから。お子さんのせいでも、あなたのせいでもありません。
- まずは生活リズムを戻す
- つまずいた単元を1つだけ選んで、そこから
- 1日15分、時間を決めて机に向かう
- そして何より、お子さんの心の元気を最優先に
この記事にたどり着いたということは、あなたはお子さんの変化にちゃんと気づけたということです。気づけた時点で、もう半分は解決しています。
焦らず、1つずつ。2学期はまだ始まったばかりです。








コメント