「夏休みこそ頑張らせよう」と思っていたのに、気づけば8月後半。宿題は手つかず、自由研究も白紙——。
こんな経験、ありませんか?
わが家も以前、子どもに「好きなようにやりなさい」と任せた夏休みがありました。結果は見事にダラダラ。朝は起きない、昼からゲーム、夕方には「今日もう遅いから明日やる」の繰り返し。
あのとき痛感したのは、子どもは「何をやるか」よりも「いつ・どれだけやるか」が決まっていないと動けないということでした。
でも逆に言えば、ざっくりでも計画があるだけで夏休みの過ごし方はガラッと変わります。この記事では、わが家が試行錯誤してたどり着いた勉強計画の立て方を、学年別の目安時間や具体的な進め方と一緒にまとめました。
勉強計画を立てる前にやること
いきなりスケジュール表を作り始めると、だいたい失敗します。まず最初にやるべきことは、「この夏、何ができるようになりたいか」を子ども自身に考えてもらうことです。
でも「目標は?」って聞いても、うちの子「べつに…」しか言わないんですけど。
大丈夫です。1学期のテストを一緒に見返すと「ここ悔しかった」が自然と出てきますよ。
具体的には、こんなふうに整理してみてください。
- 絶対やること:学校の宿題、読書感想文、自由研究
- やっておきたいこと:1学期の苦手分野の復習、2学期の予習
- できたらやりたいこと:英検や漢検の勉強、応用問題への挑戦
この3つに分けるだけで、やるべきことが見えてきます。全部を完璧にやろうとしなくていい。「絶対やること」だけは終わらせる、というラインがあるだけで、親も子も安心できます。
学年別|夏休みの勉強時間の目安
「うちの子、どれくらい勉強すればいいの?」という質問が一番多いので、学年別の目安をまとめます。あくまで目安なので、お子さんの体力や集中力に合わせて調整してください。
小学生(低学年〜高学年)
- 低学年(1〜2年):1日30分〜1時間
- 中学年(3〜4年):1日1〜2時間
- 高学年(5〜6年):1日2〜3時間
小学生は長時間の勉強に向いていません。午前中に集中して終わらせて、午後は思いっきり遊ぶ。このメリハリが一番うまくいきます。わが家では「午前中にドリルを終わらせたら午後は自由」というルールにしたら、朝から自分で取り組むようになりました。
中学生
- 中1〜中2:1日2〜3時間
- 中3(受験生):1日5〜8時間
中学生は部活がある子も多いので、「午前:部活→午後:勉強」か「午前:勉強→午後:部活」のどちらかで固定するのがコツです。受験生は夏が勝負。ここでどれだけ基礎を固められるかで、秋以降の伸びが変わります。
高校生
- 高1〜高2:1日3〜4時間
- 高3(受験生):1日8〜10時間
高校生になると親が口出しすると逆効果なことも。ただ、生活リズムだけは一緒に守るのが大切です。「朝ごはんは8時」「夜12時には寝る」——この2つだけ決めておくと、勉強時間も自然と確保できます。
計画倒れしない5つのコツ
コツ① 最初の1週間で宿題の半分を終わらせる
夏休みが始まった直後は、まだ学校モードが残っています。このタイミングを逃さないでください。最初の1週間で宿題の半分を片づけると、残りの期間に余裕が生まれます。
わが家では「最初の5日間は宿題ウィーク」と決めて集中的に取り組ませました。終わった分だけ表に色を塗っていく「見える化」も効果的でした。
コツ② 1日のスケジュールは「ざっくり」でいい
「9:00〜9:30 数学、9:30〜10:00 英語…」みたいに細かく決めると、ずれた瞬間にやる気がなくなります。
おすすめは「午前中に2時間」「夕方に1時間」くらいのざっくり設定。何をやるかだけ決めておいて、順番は本人に任せる。このくらいの自由度があったほうが、子どもは続けられます。
コツ③ 週に1日は「予備日」を作る
計画がうまくいかない一番の原因は、遅れたときにリカバリーできないことです。週に1日「何もない日」を入れておくと、遅れた分をそこで取り戻せます。予定通り進んでいたら、その日は完全オフにしてOK。ごほうびデーにすると、子どものモチベーションにもなります。
コツ④ 「やった量」より「続いた日数」をほめる
「今日は5ページもやったね!」より、「3日連続で朝から勉強できてるね」のほうが、子どもの自信につながります。
夏休みの勉強で大事なのは、40日間の「習慣」を作ること。1日の量が少なくても、毎日続けた子のほうが2学期に伸びます。
コツ⑤ 通信教育やアプリの力を借りる
正直なところ、親が毎日つきっきりで勉強を見るのは現実的じゃないですよね。共働き家庭ならなおさらです。
そこで頼りになるのが、通信教育やオンライン教材。夏休み中だけ試してみるのもありです。
夏休みだけ通信教育って、途中で始めても大丈夫なの?
スタディサプリなら学年を超えて好きな単元から始められるし、進研ゼミは夏の特別号があるので途中からでも問題ないですよ。
夏休みにおすすめの通信教育・オンライン教材
夏休みの自宅学習に使える教材を、わが家で試したものも含めて紹介します。
スタディサプリ|月2,178円で全教科見放題
スタディサプリは、プロ講師の授業動画が月額2,178円(12ヶ月一括なら月1,815円)で見放題の教材です。小4〜高3まで学年を超えて自由に視聴できるので、1学期の復習も2学期の先取りも、これ1つでカバーできます。
特に「授業を聞いてもよくわからない」という子には、わかるところまで戻って学び直せるのが大きなメリット。1回の授業は15分程度なので、集中力が続かない子でも取り組みやすいです。14日間の無料体験があるので、夏休み前にお試しして合うかどうか確認できます。
進研ゼミ|夏の特別号で苦手を集中克服
進研ゼミは、毎月届く教材で学校の授業に合わせた学習ができる通信教育です。中学講座の場合、月額6,570円〜(中1・ハイブリッドスタイル)。夏の特別号では1学期の総復習ができる教材が届くので、苦手をまとめて潰したい子にぴったりです。
「自分で計画を立てるのが苦手」という子には、教材が届く進研ゼミのほうが取り組みやすいかもしれません。赤ペン先生の添削もあるので、親が丸つけしなくていいのも助かります。
どっちが合う?タイプ別の選び方
- 自分のペースで進めたい子 → スタディサプリ(動画を好きなときに見られる)
- 毎月届く教材があったほうがやる気が出る子 → 進研ゼミ(計画的に取り組める)
- 費用をなるべく抑えたい → スタディサプリ(月2,178円は塾の10分の1以下)
- 塾と併用したい → スタディサプリ(塾で習った単元の復習に使える)
どちらも無料体験や資料請求ができるので、迷ったら両方試してみるのが一番確実です。
塾の夏期講習と通信教育、どっちがいい?
「夏期講習に行かせるべきか、自宅で通信教育をやらせるべきか」——これも夏前に悩むポイントですよね。
結論から言うと、どちらが正解ということはなくて、お子さんの性格と家庭の状況で決めるのがベストです。
- 夏期講習が向いている子:家だと集中できない、友だちと一緒のほうがやる気が出る、受験生で追い込みが必要
- 通信教育が向いている子:自分のペースでやりたい、部活や習い事で時間が不規則、費用を抑えたい
ちなみに塾の夏期講習は、中学生で5万〜15万円程度かかることが多いです。通信教育なら月2,000円〜7,000円程度。費用面の差はかなり大きいので、家計との相談も大切です。
▶ あわせて読みたい:夏期講習おすすめ比較|塾vs通信教育どっちが合う?
わが家の夏休み勉強計画|実際のスケジュール
参考までに、中学生のときのわが家の夏休みスケジュールを公開します。
【前半(7/20〜8/3)】
- 宿題を集中して片づける期間
- 読書感想文と自由研究のテーマ決め
- 1学期の定期テストをやり直し
【中盤(8/4〜8/20)】
- 苦手科目の復習(数学の方程式、英語の不規則動詞など)
- スタディサプリで2学期の予習を少しずつ
- お盆は家族で出かけてリフレッシュ
【後半(8/21〜8/31)】
- 宿題の最終チェック
- 2学期の教科書をパラパラ読んでおく
- 生活リズムを学校モードに戻す(起床時間を少しずつ早める)
完璧にこの通りにいった年はないです。お盆明けに慌てて読書感想文を書いた年もあります。でも大まかな計画があるだけで、「何もしないまま夏が終わった」という後悔だけは避けられました。
うちも去年、最終日に泣きながら宿題やってたな…。今年こそは早めに片づけさせたい。
親がやるべきこと・やらなくていいこと
最後に、夏休みの勉強で「親がやるべきこと」と「やらなくていいこと」を整理します。
やるべきこと
- 生活リズムを一緒に守る(起床・食事・就寝の時間を決める)
- 計画を一緒に立てる(作るのは親子で、実行するのは子ども)
- 「続いてるね」と声をかける(結果より過程を認める)
- 環境を整える(勉強スペース、教材の用意)
やらなくていいこと
- つきっきりで勉強を見る(通信教育に任せられる部分は任せる)
- 毎日「勉強した?」と聞く(信じて待つのも親の仕事)
- 他の家庭と比べる(よそはよそ、うちはうち)
親が必死になりすぎると、子どもは「やらされてる感」が強くなってかえって逆効果。環境を整えて、あとは信じて見守る。それが一番うまくいく方法だと、何年かかけて学びました。
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まとめ|計画は「ざっくり」でいい。大事なのは親子で決めること
夏休みの勉強計画は、完璧じゃなくていいんです。「前半で宿題を終わらせる」「午前中に勉強する」「週1日は休む」——このくらいの枠組みがあるだけで、40日間の過ごし方はまったく違ってきます。
一番大切なのは、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に作ること。自分で決めた計画だからこそ、子どもは「やってみよう」と思えます。
もし「何から手をつけていいかわからない」なら、まずはスタディサプリや進研ゼミの無料体験から始めてみてください。教材があると勉強の取っかかりができて、計画も立てやすくなります。
今年の夏は、「やっておいてよかった」と思える夏休みにしましょう。









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