「うちの子、全然勉強しないんです…」
小学生のお子さんを持つ保護者の方から、こんな声をよくいただきます。宿題はやらない、テストの点数もいまいち。でも本人はケロッとしていて、危機感ゼロ。
正直、焦りますよね。「このままで大丈夫なのかな」って。
でも周りに相談すると「小学生のうちはそんなもんだよ」「中学になったら自分でやるようになるよ」なんて言われたりしませんか?
実はこれ、ちょっと危険な考え方かもしれません。
元保育士として多くの子どもたちと関わってきた経験から言うと、小学生のうちについた「学習習慣」は、中学以降の成績に大きく影響します。逆に、小学校で習慣がつかないまま中学に上がると、一気についていけなくなるケースは少なくないんです。
この記事では、勉強できない小学生に悩む保護者の方に向けて、今日からできる親の習慣づくりと、わが家で実際に効果があった方法をお伝えします。
「小学生のうちは大丈夫」が一番キケンな理由
小学校のテストって、実は平均点が高めに設定されていることが多いんです。80点、90点が当たり前の世界。だから「うちの子、そこまでひどくないかも」と思いがちなんですよね。
ところが中学に入ると、状況が一変します。
定期テストの範囲は広くなり、内容も一気に難しくなる。部活が始まれば自由な時間も減ります。そこで初めて「勉強のやり方がわからない」「どこから手をつけていいのかわからない」となるお子さんが、本当に多いんです。
小学校ではそこそこ点が取れていたのに、中学で急に成績が下がって…。もっと早く何かしておけばよかったって後悔しています。
そういう声、実はすごく多いんです。小学生のうちに「毎日少しでも机に向かう」という土台ができているかどうかで、中学の伸びが全然違ってきますよ。
中学で差がつくのは「頭の良さ」ではなくて、「学習習慣があるかどうか」。ここ、見落としがちなポイントです。
勉強できない小学生、3つの「あるある」原因
「勉強しなさい!」と何度言っても変わらない。それは、お子さんのやる気の問題だけではないかもしれません。よくある原因を3つ挙げてみますね。
① そもそも「学習習慣」がない
毎日決まった時間に勉強する、という経験がないと、子どもにとって「勉強する」こと自体がとてつもなくハードルの高い行為になります。大人だって、いきなり「毎日ジョギングしなさい」と言われたらしんどいですよね。それと同じです。
習慣は急には作れません。だからこそ、小さく始めることがカギになります。
② つまずきポイントが放置されている
算数のかけ算でつまずいたまま割り算に進んでも、理解できるはずがありません。勉強が「わからない」→「つまらない」→「やりたくない」という負のループに入っているケースは結構あります。
特に算数は積み上げ型の教科なので、どこでつまずいているのかを見つけてあげることが大切です。
③ 集中できる環境がない
リビングのテレビがつけっぱなし、きょうだいが横で遊んでいる、スマホやゲームがすぐ手の届くところにある。そんな環境で「集中しなさい」は、なかなか酷な話です。
環境を整えるのは、親にしかできないこと。ここは少し意識するだけで変わります。
今日からできる!親の習慣づくり3つのコツ
原因がわかったら、次は具体的に何をすればいいのか。わが家でも実践してきた方法を3つ紹介します。
コツ①「10分だけ」を毎日続ける
いきなり1時間の勉強は無理です。まずは10分。タイマーをセットして、「10分だけやろう」でOKです。
わが家では、夕飯前の10分を「プチ勉タイム」と呼んでいました。最初の頃は「え、もう終わり?」という感じでしたが、逆にそれがよかったみたいで。「もうちょっとやりたい」と言い出す日もあったりして、自分でもびっくりしました。
「毎日やること」がゴールであって、「たくさんやること」がゴールではない。この発想の切り替えが、親にとっても気持ちをラクにしてくれます。
コツ②「勉強スイッチ」が入る環境をつくる
勉強する場所を決めて、そこには余計なものを置かない。テレビは消す。できれば親も一緒にそばで何かをする(読書でも家計簿でもOK)。
「お母さんも一緒にやるね」という姿勢を見せるだけで、子どもの気持ちってだいぶ変わります。「自分だけやらされてる」という感覚が薄まるんですよね。
わが家ではダイニングテーブルの片側を勉強スペースにしていました。わたしは反対側で仕事のメールチェック。お互い「作業する時間」として過ごすと、自然と集中できる空気が生まれます。
コツ③ 褒め方は「結果」より「過程」
「100点すごいね!」ではなくて、「毎日ちゃんと続けてるね、えらいね」と声をかける。
テストの点数を褒めると、点数が悪かったときに隠すようになります。でも「がんばっている姿勢」を褒めると、結果に関係なくがんばれるようになる。
これ、保育士時代に学んだ考え方なんですが、小学生にもしっかり当てはまります。「あなたのがんばりを、ちゃんと見ているよ」という気持ちが子どもに伝わることが大事なんです。
元保育士として伝えたい「小さなできた」の見つけ方
保育園で子どもたちと過ごしていたとき、一番大事にしていたのが「小さなできた」を見つけて伝えること。
たとえば、昨日は5分しか座れなかった子が、今日は8分座れた。それだけで「すごいじゃん!昨日より長くできたね!」と伝える。すると子どもの顔がパッと明るくなるんですよね。
勉強でも同じです。
- 昨日間違えた漢字が今日は書けた
- 自分から宿題を出してきた
- 計算ドリルを最後までやりきった
こういう「ちょっとした変化」を拾ってあげてください。大人からすると当たり前のことでも、子どもにとっては大きな一歩だったりします。
褒めるのが大事っていうのはわかるんですけど、毎日イライラしちゃって…つい「早くやりなさい!」って言っちゃうんですよね。
わかります、わたしもそうでした。完璧にやろうとしなくて大丈夫です。1日1回でいいから「今日もやったね」と声をかけるだけで、少しずつ変わっていきますよ。
「自分から勉強する」を助けてくれる通信教育
習慣づくりが大事とは言っても、正直「何を使って勉強させればいいの?」という問題がありますよね。
市販のドリルを買ってきても続かない、親が教えるとケンカになる…。そんなときに助けになるのが、小学生向けの通信教育です。
わが家で実際に使ったことのある2つを紹介します。
進研ゼミ小学講座(チャレンジ / チャレンジタッチ)
言わずと知れたベネッセの通信教育。紙のテキスト「チャレンジ」と、タブレット学習の「チャレンジタッチ」から選べます。
料金はどちらも同じで、12か月一括払いの場合、1年生で月あたり約3,250円、6年生で約7,150円(税込)。毎月払いだともう少し上がりますが、塾に比べるとかなりリーズナブルです。入会金は0円。
チャレンジタッチは自動採点してくれるので、親がつきっきりで丸つけしなくていいのが助かります。間違えた問題を自動で出し直してくれる「とき直し機能」があるので、つまずきポイントの放置を防げるのもいいところ。
わが家では、最初はチャレンジタッチから始めました。ゲーム感覚で取り組めるので、勉強嫌いだった子どもが「今日のミッション終わった!」と報告してくるようになったときは、ちょっと感動しました。
スマイルゼミ 小学生コース
ジャストシステムが運営するタブレット専用の通信教育。教科書準拠で、学校の授業の予習・復習にぴったりです。
料金は12か月一括払いで月あたり約3,278円〜(税込・1年生標準クラス)。学年が上がると金額も上がり、6年生では月7,000円台になります。別途タブレット代が10,978円(税込)かかりますが、12か月継続が前提です。
スマイルゼミの特徴は「書く学び」を大事にしているところ。タッチペンの書き心地がよくて、漢字の書き取りや計算式を実際に書いて学べます。「タブレットだと字を書かなくなるんじゃ…」と心配していたわたしには、ここが決め手でした。
「標準クラス」と「発展クラス」があるので、お子さんのレベルに合わせて選べるのもポイントです。
進研ゼミとスマイルゼミ、どっちがいいのか迷います…。
どちらも無料で資料請求やお試しができるので、まずは両方取り寄せてお子さんに見せてみるのがおすすめです。本人が「やってみたい!」と思えるかどうかが一番大事ですよ。
わが家のリアルな話をすると…
偉そうに書いてきましたが、わが家も最初からうまくいったわけじゃないんです。
上の子が小3のとき、本当に勉強しなくて。宿題はギリギリ、テストは60点台がちらほら。「勉強しなさい」と言えば「あとで」。その「あとで」は永遠に来ない。
わたしもつい声を荒げてしまって、夕方の時間帯がいつもピリピリしていました。
そこで試したのが、さっき紹介した「10分だけ」作戦と通信教育の組み合わせ。最初の1週間はグダグダでしたけど、2週目くらいから少しずつリズムができてきて。3か月経った頃には、声をかけなくても自分でタブレットを開くようになっていました。
劇的な変化じゃないんです。じわじわ、ゆっくり。でも振り返ると「あ、変わったな」って思える。そういう感じでした。
だから、今すぐ結果が出なくても焦らなくて大丈夫です。小さな種まきは、ちゃんと実を結びます。
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まとめ:「勉強しなさい」の前に、親ができることがある
勉強できない小学生を変えるのは、塾でも教材でもなく、まずは「家庭の習慣」です。
- 1日10分の「プチ勉タイム」を作る
- 集中できる環境を整える
- 結果ではなく過程を褒める
- 小さな「できた」を見逃さない
この4つを意識するだけで、お子さんの学びへの姿勢は少しずつ変わっていきます。
そして、習慣づくりのサポートとして通信教育を取り入れるのもひとつの手です。進研ゼミもスマイルゼミも、まずは無料の資料請求やお試し体験ができるので、気軽に始めてみてください。
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