「中間テストの点数がひどくて…期末こそなんとかしたい」そんなふうに思っている方、多いのではないでしょうか。
期末テストまで残り2週間。正直なところ、時間は限られています。でも、2週間あれば、やり方次第で十分に点数を伸ばせます。
この記事では、中間テストの結果に落ち込んでいる親子に向けて、期末テストまでの残り2週間を最大限に活かす勉強法を具体的にお伝えします。日ごとのスケジュール例や、教科別のコツ、科学的に効果が認められている勉強テクニックまで、すぐに実践できる内容をまとめました。
中間テストがボロボロだったから、期末は本当に心配で…。
大丈夫です。期末テストは範囲が決まっているので、計画的に取り組めばしっかり点数を取り戻せますよ。
期末テストが中間テストより大変な理由
まず押さえておきたいのが、期末テストと中間テストの違いです。
中間テストは基本的に5教科ですが、期末テストでは副教科(音楽・美術・技術家庭・保健体育)が加わり、最大9教科になります。つまり、同じ2週間でも勉強しなければいけない量がかなり増えるんです。
さらに、期末テストの範囲には中間テスト以降に習った内容が中心になりますが、中間テストの範囲と重なる部分もあります。中間で苦手だった単元をそのままにしていると、期末でもつまずく可能性があります。
だからこそ、「何を・いつ・どの順番でやるか」を最初に決めてしまうことがとても大切です。
残り2週間の勉強スケジュール【日別の計画表】
ここからは、期末テストまで残り14日間の具体的なスケジュール例をご紹介します。「ワーク3周」を軸にした計画で、無理なく進められる内容にしています。
【14日前〜10日前】ワーク1周目+苦手の洗い出し
最初の5日間は、テスト範囲のワーク(問題集)を1周することに集中します。
- 英語・数学を優先的に進める(積み上げ型の教科は時間がかかるため)
- 1周目は「解けるかどうかの確認」が目的。わからない問題には印をつけておく
- 1日あたりの目安:平日2〜3時間、休日4〜5時間
- この段階では副教科には手をつけなくてOK
ポイントは、わからない問題で止まりすぎないこと。1周目は全体像をつかむ段階なので、5分考えてわからなければ解答を見て理解し、印をつけて先に進みましょう。
【9日前〜5日前】ワーク2周目+副教科スタート
中盤の5日間は、1周目で印をつけた問題を中心にワーク2周目に取り組みます。
- 1周目で間違えた問題・迷った問題だけを解き直す
- 理科・社会の暗記もこの時期からスタート
- 副教科は教科書やプリントを読み込むことから始める
- 1日あたりの目安:平日3時間、休日5〜6時間
2周目で大切なのは、「なぜ間違えたのか」を考えることです。ケアレスミスなのか、そもそも理解できていなかったのか。原因がわかると3周目の効率がぐっと上がります。
【4日前〜2日前】ワーク3周目+暗記の総仕上げ
ラスト3日間は、仕上げの期間です。
- ワーク3周目は2周目でもまだ間違えた問題だけに絞る
- 理科・社会は一問一答形式で最終チェック
- 副教科は太字・赤字の用語を中心に暗記
- 英語の単語・熟語は声に出しながら書く
この段階で新しい問題集に手を出すのはおすすめしません。今まで使ってきたワークを完璧にすることが、いちばん点数につながります。
【前日】最終確認と体調管理
テスト前日は、詰め込みよりも「確認」と「休息」を意識しましょう。
- 間違いノートや印をつけた問題をさっと見返す程度にする
- 夜は早めに寝る(睡眠は記憶の定着に欠かせません)
- 持ち物の準備も忘れずに
教科別の勉強ポイント
英語・数学(積み上げ型の教科)
英語と数学は、前の単元が理解できていないと次の単元も解けない「積み上げ型」の教科です。
- 英語:教科書の本文を音読→和訳→英訳の順で練習。文法は例文ごと覚えると応用がききます
- 数学:ワークの基本問題を確実に解けるようにする。応用問題は基本ができてから
中間テストで苦手だった単元がある場合は、まずそこから手をつけると期末テストの範囲もスムーズに理解できます。
理科・社会(暗記+理解の教科)
理科と社会は、暗記だけでなく「なぜそうなるのか」の理解も問われます。
- 理科:用語の暗記に加えて、実験の手順・結果・考察をセットで覚える
- 社会:年号や人物名だけでなく、因果関係(なぜその出来事が起きたか)を意識する
- どちらも図や表と一緒に覚えると記憶に残りやすいです
副教科(実技4教科)
副教科は期末テスト特有の科目です。内申点への影響も大きいので、手を抜かずに取り組みたいところです。
- 教科書の太字・赤字を中心に暗記
- 授業で配られたプリントは最重要資料
- 先生が「ここ出すよ」と言った部分は必ずチェック
- 覚える量は5教科に比べて少ないので、短時間で高得点を狙えるのが副教科の魅力です
科学的に効果が認められている勉強テクニック3選
ここからは、研究で効果が確認されている勉強法をご紹介します。どれも特別な道具は不要で、今日からすぐに取り入れられるものばかりです。
① 分散学習(同じ範囲を日を分けて繰り返す)
一度に長時間まとめて勉強するよりも、日を分けて何度も繰り返すほうが記憶に残りやすいことがわかっています。
たとえば、英単語を1日で100個覚えようとするよりも、1日20個×5日間のほうが定着率が高くなります。ワーク3周も、まさにこの「分散学習」の考え方に基づいています。
② テスト効果(自分でミニテストをする)
教科書を読み返すだけよりも、「思い出す」作業を入れたほうが記憶は強く定着します。これを「テスト効果」と呼びます。
具体的には、ワークを解くとき答えを隠して自力で思い出す、一問一答を自分に出題する、といった方法が有効です。お子さんに「今日勉強したことを教えて?」と聞いてみるのも、立派なミニテストになります。
③ 説明学習(人に教えるつもりで勉強する)
「誰かに説明するつもり」で勉強すると、理解の浅い部分に自分で気づけます。
声に出して説明してみて、うまく言葉にできない部分が「まだ理解できていないところ」です。ぬいぐるみやペットに向かって説明する、という方法でもOK。保護者の方が聞き役になってあげるのもおすすめです。
科学的な勉強法って難しそうなイメージだったけど、家でもすぐできそう!
特別なことをしなくても大丈夫です。「繰り返す」「思い出す」「説明する」、この3つを意識するだけで変わりますよ。
親ができるサポート
テスト前の子どもは、見た目以上にプレッシャーを感じています。保護者としてできることを3つお伝えします。
① スケジュールを「一緒に」立てる
「勉強しなさい」と言うだけでは、子どもは何から手をつければいいかわかりません。テスト範囲表を一緒に見ながら、「何を・いつやるか」を一緒に決めるのが効果的です。
計画は子ども自身に書かせるのがポイント。自分で決めたことのほうが、実行に移しやすくなります。
② 結果より過程を見る
「何点だった?」ではなく、「今日はどこまで進んだ?」と過程に目を向ける声かけをしてみてください。毎日少しずつでも進めていることを認めてもらえると、子どもは安心して勉強を続けられます。
③ 環境を整える
勉強に集中できる環境づくりも、保護者だからこそできるサポートです。
- スマホやゲームは勉強中だけ別の部屋に置く
- リビングで勉強する場合はテレビを消す
- 夜食や飲み物を用意する
「勉強しろ」と言わなくても、環境が整っていれば自然と机に向かいやすくなります。
通信教育を活用するのも一つの方法
「ワーク3周」が大事とお伝えしましたが、学校のワークだけでは演習量が足りないと感じることもあるかもしれません。そんなときは、通信教育の定期テスト対策を活用するのも一つの手です。
進研ゼミ中学講座は、通っている学校の教科書に合わせた定期テスト対策教材が届きます。テスト範囲を設定すると、優先度の高い問題から取り組める「テスト対策モード」が使えるので、残り時間が少ないときにも効率的です。
スタディサプリ中学講座は、プロ講師の授業動画が見放題。苦手な単元だけをピンポイントで復習したいときに便利です。月額2,178円(税込)から始められるので、塾に通うよりも費用を抑えられます。
どちらも期末テスト直前からでも活用できるので、「もう少し演習量を増やしたい」「苦手単元を効率よく復習したい」という場合はチェックしてみてください。
▶ あわせて読みたい:くにたて式勉強法のおすすめ4冊|定期テストの点数を上げたい親子へ
▶ あわせて読みたい:中間テストの結果が悪かった…親ができる挽回法3選
▶ あわせて読みたい:【中学生】定期テスト80点以上の勉強法|2週間前からの計画
まとめ:2週間あれば、期末テストは変えられる
期末テストまで残り2週間。時間は限られていますが、計画を立てて、ワークを3周して、暗記科目を仕上げれば、しっかり結果はついてきます。
今回の内容をおさらいすると、こんな流れです。
- 14日前〜10日前:ワーク1周目で全体をつかむ
- 9日前〜5日前:ワーク2周目+副教科+暗記科目
- 4日前〜2日前:ワーク3周目+最終仕上げ
- 前日:確認と休息
中間テストでうまくいかなかったとしても、それは「次に活かせる経験」です。期末テストに向けて今から動き出せば、きっと変化を実感できるはずです。
お子さんのペースに合わせて、焦らず、でも着実に。一緒に乗り越えていきましょう。








コメント