「志望校、どうやって決めたらいいの?」「子どもに任せるべき? 親が口を出してもいいの?」
中3のお子さんを持つ保護者にとって、志望校選びは大きな悩みですよね。わが家も長女が高校受験を経験しましたが、最初は何を基準に選べばいいのかまったくわかりませんでした。
この記事では、実際に長女の志望校選びで意識した7つのポイントを、親目線の体験談とともにお伝えします。これから志望校を決めるご家庭の参考になればうれしいです。
志望校はいつまでに決める?中3の年間スケジュール
まず知っておきたいのが、志望校決定のスケジュールです。
- 4〜6月:情報収集スタート。気になる高校をリストアップ
- 7〜8月:学校説明会・オープンスクールに参加
- 9〜11月:模試の結果を見ながら志望校を絞り込み
- 12月:三者面談で受験校を最終決定
- 1〜2月:出願・受験本番
最終決定は12月の三者面談までに決まればOKです。早めに絞り込まなくて大丈夫。わが家の長女も、12月ギリギリまでどこの高校にするか決めかねていました。本人の気持ちが固まるタイミングは家庭によって違うので、焦らないでくださいね。
まだ高校のこと、子どもと話せてないんだけど大丈夫かな?
大丈夫ですよ。学校からパンフレットが配られたり、オープンスクールの案内が届いたりします。焦らずゆっくりで十分です。
高校の志望校の決め方|後悔しない7つのポイント
① 通学時間は「片道1時間以内」が目安
高校生活は3年間、毎日の通学です。片道1時間を超えると体力的にもきつく、部活や勉強の時間が削られます。
わが家の長女は自転車で20分の高校を選びました。通学が楽なぶん、帰宅後の自習時間がしっかり確保できています。「通いやすさ」は3年間の生活の質に直結します。
② 偏差値だけで決めない
偏差値はあくまで「今の学力の目安」です。偏差値が高い=いい高校とは限りません。
大切なのは、お子さんのやりたいことや将来の目標に合っているかどうかです。偏差値が少し低くても、部活動が盛んだったり、指定校推薦が充実していたりする高校もたくさんあります。
③ 学校説明会・オープンスクールは必ず行く
ネットの情報だけでは、学校の雰囲気はわかりません。必ず足を運んでみてください。学校によっては保護者同伴OKのところと、生徒のみ参加の場合があるので、事前に確認しておきましょう。
わが家では長女と一緒に5校の説明会に参加しました。実際に行ってみると、校舎の雰囲気や先生の対応、在校生の表情など、ホームページではわからない情報がたくさんありました。
長女が今の高校に決めたのも、「説明会で先輩が楽しそうだった」のが一番の理由です。子ども自身が「ここに通いたい」と感じることが何より大切ですね。
④ 校風・教育方針を確認する
「自由な校風」「面倒見がいい」「文武両道」など、高校によって教育方針はさまざまです。
自主性を重んじる学校が合う子もいれば、手厚いサポートがある学校のほうが伸びる子もいます。お子さんの性格やタイプに合った校風かどうかを見極めましょう。
うちの子はのんびりタイプなんだけど、進学校で大丈夫かな…
お子さんの性格と校風の相性はとても大事です。説明会で在校生に「学校の雰囲気はどう?」と聞いてみるのがおすすめですよ。
⑤ 卒業後の進路実績をチェック
大学進学を考えているなら、志望校の進学実績は必ず確認しましょう。ほとんどの高校がホームページで公開しています。
チェックしたいのは以下の3点です。
- 国公立・難関私大への合格者数
- 推薦入試(総合型・学校推薦型)の実績があるか
- 専門学校・就職の割合
「入口の偏差値」だけでなく「出口の進路」を見ることで、本当に力をつけてくれる高校かどうかがわかります。
⑥ 部活動や学校行事もチェック
高校生活は勉強だけではありません。部活動や文化祭、体育祭なども大切な要素です。
「やりたい部活があるか」「学校行事は盛り上がるか」なども調べておくと、入学後のギャップが減ります。長女は吹奏楽部に入りたかったので、部活動の実績や練習頻度も事前に確認しました。
⑦ 最終決定は「子ども本人」に
ここが一番大切なポイントです。志望校は、最終的に子ども自身が「ここに行きたい」と決めることが大切です。
親が決めてしまうと、受験勉強のモチベーションが上がりにくくなります。さらに、入学後にうまくいかないことがあったとき「親が決めたせいだ」と感じてしまうことも。
親の役割は、情報を集めて選択肢を示すこと。そして子どもの話をしっかり聞いて、一緒に考えること。わが家でも最終的には長女自身が「この高校がいい」と決めました。自分で決めた志望校だからこそ、受験勉強も最後まで頑張れたのだと思います。
【体験談】わが家の志望校選びで大切にしたこと
長女の高校受験を振り返って一番よかったのは、「本人の気持ちが固まるまで焦らず待ったこと」です。
学校のパンフレットは中学校から配布されますし、オープンスクールの案内も自然と集まってきます。わざわざ早くから取り寄せなくても大丈夫でした。
長女は12月までどこの高校にするか決めかねていました。中学校の先生からは「オープンスクールに行って色々みてみたら、ピンとくる高校があると思うよ」とアドバイスをいただき、気になる高校に何校か足を運びました。
実際に足を運んでみると、偏差値だけでは分からない学校の魅力が見えてきます。入りたい部活があるか、制服は気に入ったか、学校の雰囲気は合いそうか、やりたいことが学べるコースはあるかなど。こうした視点で選ぶと、お子さん自身が納得して通える1校に出会えます。
特に私立高校では、夏休みに部活体験を実施している学校もあります。実際にグラウンドや体育館で練習に混ざらせてもらえると、先輩たちの雰囲気や顧問の先生の指導スタイルまで分かるので、「この部活でやっていけそう」という実感が持てます。気になる高校のホームページで部活体験の日程をチェックしてみてくださいね。
ネットの口コミや学校紹介だけでは、本当の雰囲気はわかりません。必ず親子で足を運んでみてください。パンフレットで感じた印象と、実際に校舎に入ったときの空気は全然違うことがよくあります。生徒さんたちの表情、先生の声かけ、校内の掃除の行き届き方。そういう細かい部分は、現地に行かないと絶対に見えません。
ちなみにわが家が見学に行った中には、子どもしか参加できないオープンスクールもありました。親は外で待機というスタイル。こういう高校もあるので、事前に参加条件を確認しておくと安心です。
親にできるのは、資料やオープンスクールの情報をそっと集めて、親子で話し合える場をつくってあげること。最終的に選ぶのは子ども本人ですが、私立・公立・国立で授業料や入学金が大きく違う点は、親がきちんと伝えて一緒に考えたいところです。
2026年4月からは高校授業料無償化の所得制限が撤廃され、私立高校も選択肢に入れやすくなりました。制度の詳しい内容はこちらの記事でまとめています。
▶ あわせて読みたい:【2026年4月〜】高校授業料無償化で何が変わる?所得制限撤廃の最新情報と知っておくべき注意点
志望校選びで「やってはいけない」3つのこと
❌ 親がすべて決めてしまう
先ほどもお伝えしましたが、親が一方的に決めるのはNGです。子どもの意思を尊重しないと、受験そのものへのやる気を失ってしまうことがあります。
❌ 友だちと同じ高校を選ぶ
「仲のいい友だちが受けるから」という理由だけで志望校を決めるのは危険です。高校に入れば新しい友だちができますし、3年間通うのはお子さん自身です。
❌ 偏差値だけで志望校を決める
偏差値はあくまで目安のひとつ。3年間通うのはお子さん自身なので、「楽しく通えそうか」「やりたいことができそうか」という視点も同じくらい大切です。数字だけで絞り込むと、入学後に「思っていたのと違った…」となりかねません。
偏差値で決めたら間違いないって聞くんだけど…
偏差値も大事ですが、部活や制服、学校の雰囲気も含めて肌で感じてみてくださいね。お子さんが「ここがいい」と思える1校がきっと見つかります。
志望校が決まったら、受験対策を始めよう
志望校が決まったら、次はそこに向けた受験勉強です。目標が明確になると、勉強のやる気もぐっと上がります。
受験対策の方法は大きく3つあります。
- 通信教育:進研ゼミ(月額約6,990円〜)やスタディサプリ(月額約2,178円〜)は、自宅で自分のペースで進められるのが魅力
- 学習塾:集団塾なら月額約2〜3万円、個別指導なら月額約3〜5万円が相場。プロの指導で弱点を効率よく克服できる
- 自宅学習:教科書ワークなどの市販教材を使って自分で進める方法。費用を抑えたいご家庭に
わが家は長女・次女ともに小4〜中2までECCジュニアに通い、中3での高校受験対策には個別指導の明光義塾を活用しました。長女はこの組み合わせで無事に第一志望の高校に合格。子どもの性格や学習スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
学習塾・通信教育は、まずは無料の資料請求や体験授業から試してみるのがおすすめです。実際に教材やレッスンに触れてみると、お子さんに合うかどうかが分かりやすいですよ。
▶ 明光義塾の無料体験授業はこちら(わが家も通っていた個別指導塾/全国2,100教室)
▶ 進研ゼミ中学講座の資料請求はこちら(定期テスト〜高校受験まで自宅でカバー/月額約6,990円〜)
▶ Z会中学生コースの資料請求はこちら(ハイレベル志望校向けの良問が豊富)
▶ スタディサプリ中学講座の無料体験はこちら(月額2,178円〜でコスパ重視派に)
まとめ|志望校選びは「親子でじっくり話し合う」が成功のカギ
高校の志望校選びで大切なのは、次の7つのポイントです。
- 通学時間は片道1時間以内
- 偏差値だけで決めない
- 学校説明会・オープンスクールに参加する
- 校風・教育方針を確認する
- 進路実績をチェックする
- 部活動・学校行事も確認する
- 最終決定は子ども本人に任せる
わが家の経験から言えるのは、「親子でたくさん話し合うこと」が一番大切だということです。学校見学の案内は中学校から自然に届くので、早めに動かなくても大丈夫。その分、親子でじっくり向き合う時間にあててくださいね。
志望校が決まれば、お子さんの受験勉強へのモチベーションも自然と高まります。まずは気になる高校のホームページをチェックして、説明会の日程を調べるところから始めてみてくださいね。
受験対策に通信教育を検討されている方は、まずは無料の資料請求や体験から試してみるのがおすすめです。








