中学生の家庭教師の料金相場|塾との違いと失敗しない選び方

中学生の家庭教師の料金相場と選び方、塾とどっちが安いか

「集団塾に通わせてみたけど、うちの子には合っていないみたい」
「個別指導も検討したけど、家庭教師とどっちがいいんだろう」

そう考え始めたとき、次に気になるのは「で、いくらかかるの?」ですよね。

家庭教師は「高い」というイメージが強いと思います。実際、私もそう思っていました。でも調べてみると、個別指導塾とほとんど変わらない場合もあるんです。

この記事では、家庭教師・個別指導塾・集団塾・オンラインの料金を横並びで比較し、それぞれどんなお子さんに向いているのかを整理します。金額だけでなく、送迎や兄弟の予定といった「家庭側の事情」も含めて考えていきましょう。

目次

まず結論|料金は「家庭教師=一番高い」とは限らない

中学生の学習サービスを、週2回・月あたりの目安で並べるとこうなります。

サービス月額の目安特徴
集団塾1.4万〜2.5万円決まったカリキュラム・仲間と競える
個別指導塾2万〜4万円講師1人に生徒1〜3人。教室に通う
家庭教師(訪問)2万〜4万円前後完全マンツーマン。送迎不要
オンライン家庭教師1万〜2.5万円前後マンツーマンで最も費用を抑えやすい
映像授業・オンライン塾6千〜1万円自分のペースで進める。強制力は弱い

※2026年時点の一般的な目安です。学年・回数・講師(学生かプロか)・地域によって大きく変わります。

注目してほしいのは、家庭教師と個別指導塾の金額が、実はそれほど離れていないことです。「家庭教師=富裕層のもの」というイメージは、少し古いかもしれません。

さらにオンライン家庭教師なら、個別指導塾より安くマンツーマンが受けられるケースもあります。ここは知っておく価値があります。

家庭教師って、もっと高いと思っていました…

訪問型は交通費がかかる分ちょっと上がりますが、オンラインならぐっと下がりますよ。

見落としがちな「費用以外」のコスト

月謝だけで比べると判断を間違えます。実際に家計と生活にのしかかるのは、これ以外の部分だったりします。

① 送り迎えの負担

塾は週2回、夜に送迎が発生します。下のお子さんがいるご家庭や、共働きのご家庭にとって、これは金額に換算できない負担です。

家庭教師とオンラインは、この送迎がゼロ。雨の日も、下の子の寝かしつけ中も、家で完結します。ここを軽く見ないでください。

② 入会金・教材費・季節講習

塾は月謝以外に、入会金・教材費・そして夏期講習や冬期講習が加わります。中3の冬期講習は8万円前後かかることもあり、年間で見ると想定より膨らみます。

▶ あわせて読みたい:中学生の塾代が高すぎる|月1万円以下で成績を上げる方法

③ 通塾の時間

往復30分の通塾なら、週2回で月4時間。その時間を勉強に回せると考えると、家庭教師の価値は金額以上になります。

家庭教師が向いている子

  • 集団だと質問できない子:手を挙げるのが苦手なタイプは、集団塾では置いていかれがちです
  • つまずいている単元がはっきりしている子:「一次関数だけ」など、ピンポイントで戻れるのがマンツーマンの強み
  • 学校の宿題や提出物から見てほしい子:塾のカリキュラムに縛られず、目の前の課題に対応してもらえます
  • 通塾の時間が取れない子:部活が忙しい、習い事と重なっている場合
  • 人見知りが強い子:知らない子たちの中に入るストレスがありません

逆に、家庭教師が合わないのはこんなケースです。

  • ライバルがいたほうが燃えるタイプ(集団塾のほうが伸びます)
  • 家だと集中できない子(場所を変える意味がなくなります)
  • 受験の最新情報や、他校の子との比較データが欲しい場合(大手塾のほうが強い分野です)

オンライン家庭教師という選択肢

ここ数年で一気に増えたのが、オンラインでのマンツーマン指導です。

訪問型の家庭教師オンライン家庭教師
費用2万〜4万円前後1万〜2.5万円前後
講師の選択肢近隣に住む人に限られる全国から選べる
部屋の準備必要(お茶出しの気遣いも)不要
機器不要パソコンやタブレットが必要
相性が悪いとき交代を言い出しにくい比較的言いやすい

個人的に大きいと思うのは、「家に人を上げなくていい」ことです。部屋を片づけて、飲み物を出して……という気疲れは、続けるうちにボディブローのように効いてきます。

また、相性が合わなかったときに交代を申し出やすいのもオンラインの利点です。訪問型だと「せっかく来てもらっているのに」と言いにくいんですよね。

うちの子、人見知りだから家に来られるのも緊張しそう…

それならオンラインから試すのがいいですね。画面越しのほうが緊張しない子は意外と多いんです。

【体験談】個別指導塾に通わせてわかったこと

わが家は中学生の子を、個別指導塾(明光義塾)に8か月間通わせました。家庭教師ではありませんが、「マンツーマンに近い形」を実際に体験したので、その正直な感想をお伝えします。

よかったこと

苦手だった数学を、本人のペースで戻ってやり直せたのは大きかったです。集団塾だと「もう終わった単元」に戻ることはできませんが、個別なら「わからないところまで戻る」ができる。ここはマンツーマンの最大の強みだと感じました。

自習室が使えたのもよかったです。家では絶対にやらない子でしたが、「塾に行けばやる」という状態が作れました。

つらかったこと

正直に言うと、送り迎えが一番きつかったです。週2回、夜の送迎。下の子を車に乗せて往復した日、夕飯の途中で家を出た日。「今日は休ませようかな」と思った日は数え切れません。

そして費用。月謝に加えて講習費が乗ってくると、想定より確実に膨らみます。

結局わが家は8か月で退塾しましたが、塾そのものが悪かったわけではありません。生活全体のバランスを考えた結果でした。

だからこそ、いま家庭教師を検討している方には伝えたいんです。「送迎がない」というのは、想像以上に大きな価値があるということを。当時の私がオンライン家庭教師を知っていたら、選択肢はまた違っていたかもしれません。

▶ あわせて読みたい:明光義塾を8か月でやめた理由5選|後悔しない退塾のコツと次の学習法

送迎、やっぱり大変ですよね…

親が続けられるかどうかは、お子さんの相性と同じくらい大事な判断材料ですよ。

学年別|家庭教師をどう考えるか

中1・中2の場合

この時期は「つまずきを放置しない」ことが最優先です。中1の方程式、中2の一次関数でつまずくと、中3で取り返すのが一気に大変になります。

逆に言えば、苦手が1〜2教科に絞られているなら、その教科だけ週1回でも十分に効果があります。フルで契約する必要はありません。

中3の場合

受験学年は、志望校との差によって判断が変わります。

差が大きく、時間が限られているなら、マンツーマンで「今やるべきこと」を絞ってもらう価値は高いです。何をどの順番でやるかの判断を任せられるのは、この時期かなり大きい。

一方で、すでに自分で過去問を回せているなら、無理に契約せず「わからない所だけ質問できる相手」がいれば足ります。

高校生の場合

高校の内容は学校ごとに進度差が大きいため、「学校の教材で質問できる」家庭教師は相性がいいです。予備校のカリキュラムだと学校の課題と二重になり、どちらも中途半端になりがちです。

失敗しない選び方|4つのチェックポイント

① 講師は「学生」か「プロ」か

学生講師は費用が抑えられ、年齢が近いぶん話しやすいのが強み。プロ講師は指導経験が豊富で受験対策に強い代わりに、料金は上がります。「勉強の習慣づけ」なら学生、「受験の戦略」ならプロと考えると選びやすいです。

② 交代できるかどうかを最初に確認する

どんなに良い先生でも、お子さんとの相性はやってみないとわかりません。「合わなかったときに交代できるか」を契約前に必ず聞いてください。ここを確認しておくだけで、あとの気持ちがずいぶん楽になります。

③ 教材費が別途かかるかどうか

「月謝は安いけれど、指定教材を何万円分も購入」というケースがあります。総額でいくらになるのかを必ず確認しましょう。

④ 無料体験を必ず受ける

ほとんどのサービスに無料体験があります。お子さんが授業中にどんな顔をしているか——それが口コミよりずっと正確な判断材料です。

塾と家庭教師、どちらか迷ったときは

ここまで読んでも迷うなら、まず「通える範囲にどんな選択肢があるか」を知るところから始めてください。塾も個別指導も、地域によって選べる教室がまったく違います。

塾の検索サイトを使えば、地域・学年・指導形式(個別/集団)で絞り込んで、料金や口コミをまとめて比較できます。足を運ぶ前に候補を絞れるので、忙しいご家庭ほど時間の節約になります。

日本最大級の塾・学習塾検索サイト「塾選(ジュクセン)」で近くの塾を探す

▶ あわせて読みたい:中学生の塾選び|個別vs集団どっちがいい?費用と特徴比較

費用を抑えたいなら、併用という手もある

「家庭教師は魅力的だけど、月2万円以上はきつい」——そう感じたら、全部を任せないという考え方もあります。

  • 苦手な1教科だけ家庭教師:数学だけマンツーマンで見てもらい、他は自分で進める
  • 映像授業+家庭教師:基礎はスタディサプリなど(月2,178円)で、つまずいた所だけ質問する
  • 受験期だけ集中的に:普段は通信教育、中3の後半だけ家庭教師をつける

「毎月フルで払い続ける」以外の形を知っておくと、選択肢がぐっと広がります。

▶ あわせて読みたい:スタディサプリ中学講座の口コミ|月2,178円の実力は?

よくある質問

Q. 家庭教師と個別指導塾、結局どちらがいいですか?

送迎の負担が大きいご家庭は家庭教師、家だと集中できない子は個別指導塾——これが一番シンプルな判断軸です。料金だけで見ると大きな差はないので、生活スタイルで決めて構いません。

Q. 週1回でも効果はありますか?

あります。むしろ週1回でも「わからないところを聞ける相手がいる」状態を作れることに意味があります。週2回にして家計が苦しくなるより、週1回を長く続けるほうが結果につながります。

Q. 途中でやめられますか?

多くの場合、月単位で退会できます。ただし契約期間の縛りや、購入した教材の扱いはサービスによって違うので、申し込み前に必ず確認してください。

Q. 親が勉強を見てあげるのではダメですか?

ダメではありませんが、親子だとどうしても感情が入ります。「なんでわからないの」と言ってしまって空気が悪くなる——よくあることです。第三者が入るだけで、家の中が穏やかになるという効果は、実はかなり大きいです。

まとめ|金額だけでなく「続けられるか」で選ぶ

  • 家庭教師と個別指導塾の料金は、思ったほど離れていない
  • オンライン家庭教師なら、個別指導塾より安くマンツーマンが受けられる
  • 送迎の負担・季節講習・教材費まで含めた「総額」で比べる
  • 相性は必ず無料体験で確かめる。交代できるかも先に確認しておく

お子さんに一番合う形は、ご家庭によって違います。「よそはこうしているから」ではなく、うちの生活に無理なく収まるかどうかで選んでください。

無理して続かなくなるより、続けられる形を選ぶほうが、必ず結果につながります。

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この記事を書いた人

はるママのアバター はるママ 元保育士 / FP2級

はじめまして!元保育士×FP2級のはるママです。

保育士として働きながら2人の子どもを育て、現在は在宅ワーカーとして活動中。

「子育てとお金、どちらも大事にしたい」という思いから、FP2級・簿記3級を取得。子どもの通信教育・塾選び・英語学習から、傷病手当金・公的保険まで、リアルな体験をもとに発信しています。

うちの子は現在中3と高2。進研ゼミを幼児期から中学まで、ECCジュニアを5年、明光義塾を8ヶ月、実際に使い続けた体験をお届けします。

【保有資格】
・保育士
・FP(ファイナンシャルプランナー)2級
・簿記3級

「教育費が不安」「わが子に合う勉強法がわからない」というママに、少しでも役立つ情報をお届けできたら嬉しいです♪

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